2ちゃんねる削除依頼方法を弁護士が解説!誹謗中傷削除方法<最新版>

2ちゃんねる削除依頼方法を弁護士が解説!誹謗中傷削除方法<最新版>
2ちゃんねる削除メイン画像

2ちゃんねるは、数々の問題投稿で有名な媒体であり、投稿内容の真偽に関わらず、大きな社会的影響力を有しています。2ちゃんねるへの投稿をきっかけに、ドラマ化されたりや映画化されたりした作品もあるほどです。
では、2ちゃんねるで誹謗中傷を受けた場合、どのような対応を採ればよいのでしょうか。
ここでは、媒体の特徴や投稿における態様及び具体的事例を通じて、2ちゃんねるの誹謗中傷対策について解説いたします。

媒体としての特徴

1995年5月に開設された電子掲示板の集合体「2ちゃんねる」は、日本最大の掲示板サイトです。そのキャッチフレーズは「『ハッキング』から『今晩のおかず』まで」。つまり、雑多なテーマで幅広いトークを展開できるのが特徴です。

ただし、その内容は個人的なやり取りにとどまりません。社会のあらゆる話材を取り上げるというコンセプトから、具体的な事件の内幕が関係者と称する者により暴露されることもあり、良くも悪くも社会に大きな影響を与える存在となりました。

その結果、書き込みが瞬時に拡散する、いわゆる「炎上」と呼ばれる現象も生じるようになったのです。

現在、2ちゃんねるは内部紛争により、西村博之氏が実質的に運営する『.sc』と「PACKET MONSTER INC.」が運営する『.net』に分かれています。『.net』に書き込まれた内容は、一部の例外を除いて、そのまま『.sc』に転載されます。そのため、『.net』の誹謗中傷記事を削除しても、『.sc』の記事が残存することがあります。

2ちゃんねるにおける誹謗中傷の態様・特徴

誹謗中傷の投稿内容に着目すると、容易に特定できる個人および法人への非難や悪口が目立ちます。匿名性により、執拗で悪質な嫌がらせや迷惑行為が頻発し、一時は社会問題にまで発展しました。

背景にあるのは、日本におけるインターネットリテラシーの低さです。
「匿名なら何をしてもいい」「バレなければ大丈夫」という考えのもと、マナー違反の行為が頻発し、本来の目的である交流よりも、不満のはけ口になっている面があります。

誹謗中傷の具体的事例

1.企業に対する誹謗中傷

企業への誹謗中傷の態様としては、内部の暴露が多くみられます。特に、勤務態様で「ブラック企業」であると断言されたり、社員同士の不倫を暴露されたり、商品やサービスに対する事実とは異なる中傷記事が投稿されるなど、企業の売上や採用に大きく影響する投稿が散見されます。

2.個人に対する誹謗中傷

個人への誹謗中傷の態様として顕著なのは、本人の同意なく、学校や職場などでの振る舞いを露見され、結果的に「個人が特定されてしまう」という内容のものです。

特に2ちゃんねるは、頻繁に投稿する、いわゆるヘビーユーザーだけでなく、一般の人も多数、閲覧しています。また、コピーサイトも数多く存在しているため、情報拡散の量およびスピードは無視できず、甚大な被害へとつながることも少なくありません。

外国法人が運営しているから2ちゃんねるの削除はできない?

2ちゃんねるの運営者は外国法人

2ちゃんねる.netの運営者はRaceQueen.Incというフィリピンの法人です。また、2ちゃんねる.scの運営者は、PacketMonster. Inc.Pte.Ltd.いうシンガポールの会社です。運営者が外国法人だと、どうしても削除依頼の手続きが複雑になります。

また、2ちゃんねるの過去の運営者は、一時期裁判所から損害賠償命令がでても、無視していました。そのため、2ちゃんねるでは削除依頼ができない、と言われることがあるのです。

現在、仮処分などの裁判所命令には従っている

2ちゃんねるの過去の運営者が損害賠償請求に応じなかったことはありますが、今は運営者も変わっており、裁判所の仮処分命令には従います。仮処分申立が認められ削除命令が出たら、該当記事の削除に応じますし、発信者情報開示命令が出たら、IPアドレスの情報開示にも応じます。現在は2ちゃんねるにおいても、誹謗中傷の投稿を削除することはできますし、不当な投稿をした相手を特定することも可能です。

削除ガイドラインとは?

2ちゃんねるでは削除に関するガイドライン「削除ガイドライン」が示されています。削除人は基本的に本ガイドラインに従って削除するため、その内容をよく読み、どのような理由で削除に応じているのかについて、まず理解する必要があります。
逆に言えば、2ちゃんねるへの書き込みの際に参考にすべきルールとも言えます。

2ちゃんねる削除依頼の流れ

では、2ちゃんねるで誹謗中傷の被害にあってしまった場合、どのような対策を採ればよいのでしょうか。具体的な対策の手順について見ていきましょう。

1.投稿された2ちゃんねるの媒体を確認する

まずは、投稿された媒体が、『2ちゃんねる.net』なのか、『2ちゃんねる.sc』なのか確認します。また、本体以外のミラーサイトやまとめサイトにも拡散していないかについてもしっかり確認する必要があります。まずは、削除対象媒体を明確にするのです。

2.書き込み内容を保存する

次に投稿された書き込みを保存します。今後、投稿者を特定して損害賠償請求も行いたい場合は、裁判の際の証拠として、保存しておく必要があります。特定のブラウザなどは、ページをPDF化したりする便利な機能も存在するので必要に応じて活用します。

3.削除依頼を行う

2ちゃんねるで削除依頼を出す方法は3つあります。1つはメール、2つ目は一般の削除依頼フォーム、3つ目は重要案件の削除依頼フォームです。
メールでの削除依頼を受け付けているのは、2ちゃんねる.netのみです。2ちゃんねる.scでは、削除依頼スレッドを立てて削除依頼する必要があります。

4.裁判所の仮処分を行う

『2ちゃんねる.net』も『2ちゃんねる.sc』も基本的には裁判所の仮処分に従い、削除に応じる姿勢です。もっとも、後者は仮処分の内容が公開される運用になっているため、さらなる炎上の危険があります。裁判所の仮処分は専門性が強いため、弁護士に依頼するのが得策です。

5.投稿者の特定

2ちゃんねるへの投稿内容により、権利侵害を被った者は、投稿者を特定することが可能です。この場合、2ちゃんねるに対する開示請求と、プロバイダーに対する開示請求の2段階の手続きが必要となります。この手続きも投稿者の同意が無い限り裁判手続きが必要となるので、やはり弁護士に依頼することをお勧めします。

削除依頼を出す際の注意点とは?

1.自身で削除を試みる場合

『2ちゃんねる.net』は現在メールで削除依頼を受け付けており、その内容が公開されることはありません。但し、削除申請に関する資料を作り込む必要があります。
一方、『2ちゃんねる.sc』は基本的に削除依頼の内容が一般に公開され、さらなる炎上を引き起こす恐れがるため、注意する必要があります。

2.削除請求書の書き方

まず、どのような権利侵害があるのかについて、わかりやすく説明する必要があります。誹謗中傷の被害を受けたとき、被害者自身は大きな苦痛を感じていても、第三者から見ると何が問題なのかがわからないことが多いためです。
たとえば名誉毀損なのか、業務妨害なのか、どうしてそう言えるのかなどを、客観的に説明するスキルが必要となります。

3.法人の削除依頼は「原則放置」!

法人が2ちゃんねるで風評被害を受けたときには、特に注意が必要です。検索結果でも上位に上がりやすい2ちゃんねる.netでは、法人からの削除依頼は「原則放置」すると明言しているからです。そのため、必ず弁護士の力を借りる必要があります。

2ちゃんねるの3つの削除対象とは?

2ちゃんねるの削除対象としては、「投稿」「レス」「スレッド」の3つがあり、それぞれの性質を理解しておく必要があります。具体的には次のとおりです。

1.投稿の削除

投稿とはつまり「書き込み」のことです。掲示板を見てもらえば分かりますが、特定のテーマに関していろいろな人がコメントをしています。それが投稿であり書き込みです。

特定の投稿が誹謗中傷あるいは個人情報にあたる場合には、投稿そのものの削除を依頼します。

2.レスの削除

スレッドの中にある一つ一つの書き込みがレスです。レスとは、ある特定のコメントに対する返信のことです。いわゆる「レスポンス」という言葉を省略したものとなります。一つのスレッドに対して、1,000件までのレスが存在することになります。

3.スレッドの削除

スレッドとは、特定のテーマで書き込まれた投稿全体のことです。2ちゃんねる本体の場合は、規約で1,000件までの書き込みしかできないため、その後はスレッドごと過去ログ倉庫に格納されます。

スレッドごとの削除は大変困難です。スレッドを消すということは、権利侵害のない無関係な投稿まで全て消すことになります。個人の依頼ではほとんど受け付けてくれないのが現状ですので、どうしてもスレッド丸ごと削除したい場合は、専門家に相談されたほうがよいでしょう。

解決事例紹介

業 種 医療法人 N様
提供サービス名 2ちゃんねるの記事の削除
お悩み・問題 2ちゃんねるに医療法人のスレッドを立てられ、そこには病院の患者に対する対応など、事実無根の内容で誹謗中傷された。
書き込みされてからかなりの時間が経っていたが、病院名で検索するとその書き込みが表示される状態であった。
対策内容 対象となる記事の全てを当事務所で削除請求を行った。
成果 依頼を受けてから、即日で2ちゃんねるの対象記事が削除された。
業 種 住宅メーカー Z様
提供サービス名 2ちゃんねるの記事の削除およびミラーサイトの削除
お悩み・問題 住宅メーカーの役員のプライバシーを暴かれる内容を2ちゃんねるに書き込みをされた。その書き込みについて、各種ミラーサイトにコピーされて、その内容が拡散してしまった。
対策内容 ミラーサイトを含めて対象となる記事の全てを当事務所で削除請求を行った。
成果 削除請求した全ての2ちゃんねる記事の削除に成功。
業 種 個人のお客様
提供サービス名 2ちゃんねるの記事の削除および投稿者の特定
お悩み・問題 会社のスレッド内において、イニシャルではあるが社内不倫をしているかのような事実無根の記事を書き込まれた。
対策内容 当事務所で記事の削除、2ちゃんねるに対してipアドレスの開示請求、プロバイダに発信者情報開示訴訟を行なった。
成果 記事を2日で削除したうえ、投稿者を4ヶ月で特定した。
業 種 個人のお客様
提供サービス名 2ちゃんねるの記事の削除および投稿者の特定
お悩み・問題 社のスレッド内において、あだ名ではあったが誹謗中傷記事を書き込まれた。
対策内容 当事務所で記事の削除、2ちゃんねるに対してipアドレスの開示請求を行なった。
成果 漫画喫茶からの書き込みであったため、同店に対して、利用者情報の提供を求め投稿者を特定した。

当事務所の対応

2ちゃんねるの削除依頼では、先程述べたように、法的主張のための専門的知識はもちろんのこと、多大な手間や労力も必要となります。だからこそ、法的な知識に長けた専門の弁護士に依頼し、適切に対処することが大切なのです。
当事務所はミラーサイトも含めて、2ちゃんねるの投稿記事の削除や投稿者の特定に特に強みを持っておりますので、お気軽にご相談ください。

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