発信者情報開示請求照会書

発信者情報開示請求照会書
発信者情報開示

1.2ちゃんねるを使っていて「発信者情報開示請求照会書」が届いたらどうなる?

2ちゃんねるを普段から使っていて、いろいろと書き込みをしていると、いきなり通信会社から「発信者情報開示請求照会書」という書類が届くことがあります。この書類は一体どのようなものなのでしょうか?照会書とあるので回答が必要ですが、放っておくとどうなってしまうのかも問題です。
そこで今回は、2ちゃんねるを使っていて発信者情報開示請求照会書が届いた場合の対処方法について、解説します。

2.発信者情報開示請求照会書とは?

発信者情報開示請求照会書とは、いったいどのような書類なのでしょうか?
これは、ネットプロバイダの通信会社などが、プロバイダ責任制限法にもとづく発信者情報開示請求を受けた場合に、発信者に対して情報開示して良いかどうかを照会するための書類です。
難しいので、よりわかりやすくご説明します。

ネット上で誹謗中傷を受けた人は、プロバイダ責任制限法という法律により、サイト管理者やプロバイダに対し、その投稿をした発信者の情報を開示するように請求することができます。この情報を得ることで、書き込みをされた人は投稿者を特定して、損害賠償請求や刑事告訴をすることができるのです。
そして、投稿者から発信者情報開示請求を受けたサイト管理者やプロバイダは、発信者本人に対し、情報を開示して良いかどうかの意見照会をすることになっています。そこで、その意見照会をするために、発信者情報開示請求照会書を送ります。

つまり、発信者情報開示請求照会書とは、投稿をされた人に、投稿者の情報開示をして良いかどうかを確認するための書類です。
もしこれにOKと返事してしまったら、相手にこちらの情報を知られてしまうことになります。

3.発信者情報開示照会書が届いたら、すぐに慰謝料請求されるのか?

発信者情報開示請求照会書が送られてきたということは、書き込みをされた人が、投稿者の情報集めをしているということです。その場合、通常は投稿者に対して慰謝料請求や損害賠償請求をしようとしていることを意味します。
ということは、発信者情報開示請求回答書が届いたら、すぐにでも裁判が起こってしまうのか、心配になるかもしれません。

ただ、発信者情報開示請求照会書が送られても、これに対してNOと回答したら、相手に対しては情報開示が行われないことが多いです。そうなると、相手は、プロバイダに対して裁判を起こして発信者(投稿者=自分)の情報を開示させなければなりません。裁判が終わるまで、だいたい半年くらいはかかるので、発信者情報開示請求照会書が届いても、少なくとも半年間くらいは相手にこちらの情報を知られない可能性が高いです。発信者情報開示請求照会書が届いても、すぐに裁判をされるわけではないのです。

ただ、そのためには、発信者情報開示請求照会書にNOという回答をする必要があります。YESと回答すると、相手にこちらの情報が開示されてしまうので、すぐにでも慰謝料請求や刑事告訴をされるおそれがあります。

4.発信者情報開示請求照会書を放置していたらどうなるの?

それでは、発信者情報開示請求照会書が届いたとき、何も回答をせずに放置していたらどうなるのでしょうか?

プロバイダが発信者情報開示請求照会をするときには、7日間の期限を区切り、7日以内に回答がない場合には、発信者情報を開示してもプロバイダは責任を負わないことになっています。

そこで、発信者情報開示請求照会書が届いたときに7日以内に回答をしないと、開示に同意したことになって、請求者にこちらの情報が開示されてしまうおそれがあります。その場合、相手にこちらの氏名や住所、メールアドレスや電話番号などの情報が提供されます。すると、相手から

このように、発信者情報開示請求照会書が届いたら、適切な対処をしないと相手から慰謝料請求や刑事告訴されるおそれが高いです。自己判断で対応すると思わぬ不利益を受ける事もあるので、2ちゃんねるを使っていて発信者情報開示請求照会書が届いたら、まずは一度弁護士に相談することをおすすめします。

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