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クルーズブログ|アンチによるコメントの対処法

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更新日:2018/09/28

クルーズブログとは、10〜30代女性に圧倒的支持を得ている無料で初められるブログサービスのことです。設定や投稿方法がシンプルなので、学生から有名モデルなどもブロガーとして利用しています。

これらのブログで注目されると必ず起こるのが『アンチ』による悪口、ウワサ、誹謗中傷…。コメント欄にアンチによる投稿があった場合はどのように対処すればよいのでしょう?

この記事でご紹介するクルーズブログでのアンチコメント対策は以下のようなものです。

  • 許せる限りでは無視が一番
  • コメント欄を承認制・閉鎖するなどの工夫も大事
  • アンチを『意見』として受け入れるのも1つ
  • 酷い権利侵害は法的措置も検討する

また、この他にも、ブログ運営をする上で知っておくべき『ブロガーの権利』に関することをご紹介します。

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クルーズブログで起こる可能性があるアンチ被害

クルーズブログは、閲覧者の年齢が比較的若いため、攻撃的な言葉を使ったコメントが多くなりがちです。

この項目では、クルーズブログでよくあるアンチトラブルについてご紹介します。

ブログのコメント欄で悪口・中傷を受ける

ブログ記事のコメントでよく見られるのは、以下のようなコメントですよね。

  • 高価なものばかり買って育児をしていない
  • 家事をさぼって遊び歩いている

ブロガーも立派な職業の1つであり、収益を生み出しているので第三者に悪く言われる筋合いはありません。

また、上記のような悪口のほか、以下のような場合は名誉毀損やプライバシー権の侵害にあたる可能性もあります。

  • あのブロガーは〇〇と不倫している
  • 息子の〇〇は保育園でも問題児として有名

過激すぎるコメントはご自身の権利を守るためにも、なるべく早い段階で対処する必要があります。

掲示板で誹謗中傷やプライバシーを侵害される

アンチによるコメントはクルーズブログのなかだけには留まりません。『雑談たぬき』や『5ちゃんねる』、『爆サイ』といった匿名掲示板、X(旧Twitter)などのSNSを通じ、コンテンツの無断転載やプライバシーを侵害されることもあります。

  • 住所や職場を晒される
  • 家族の名前や学校を晒される
  • ブログで公開していない写真を勝手に投稿される

『アンチはつきもの』でも自分の権利は守ろう

ブログを運営するうえで、攻撃的・批判的なコメントはつきものですが、侮辱や名誉毀損、プライバシー権の侵害などの不法行為にふれる場合もあります。

過激すぎるコメントが続いた場合は、早めにブログ運営・管理会社や弁護士などに相談することをおすすめします。

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アンチコメントの対処方法

この項目では、クルーズブログなどのブログコメントでアンチ被害にあった際の対処法についてご紹介します。

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可能な限り無視する

アンチや誹謗中傷を行う人は、無視するのも有効な対処法の1つです。

無視することで、『相手にしない姿勢』を示すことができ、事態を穏便に収束させることができます。

一方、トラブルの当事者同士でやりとりすると、問題がかえってこじれてしまうこともあります。

もしも、プライバシーに関わることを晒された等の場合は、当事者間でやりとりせず、弁護士などの代理人を立てましょう。

コメント欄を承認制・閉鎖する

アンチ対策の1つとして、コメント欄を承認制にしたり、閉鎖したりする方法もあります。

ブログは閲覧者とのコミュニケーションを楽しむのも大切ですが、批判的なコメントが連続してしまうと他の閲覧者も良い気分ではありません。

コメントを承認制にして過激な内容のコメントを表示させないようにしたり、一時的に閉鎖してコメント表示自体をなくしたりすることもブログ運営において重要なことです。

関連リンク: CLOOZ blog|お問い合わせ > コメントを受け付けたくない

アンチを『意見』として受け入れる

アンチコメントのなかには、改善点が明記された『批評』もあります。批評は、一方的な悪口とは異なり、改善点や欠点などを冷静に分析した閲覧者からの『意見』でもあります。

このような場合は、真摯に受け止め、改善していくことでブログがより良いものになるケースもあるのです。

ブログ運営・管理会社に問い合わせる

クルーズブログの利用規約には、アンチなどの中傷や差別的発言などが違反事項として定められています。

この場合、クルーズブログでは『会員による規約違反等』としてサービス利用の一時停止や強制退会などの処分をする場合があるとしています。

第10条(会員による規約違反等)

1.会員が以下の各号に該当した場合、当社は会員に対して、当社の定める期間、個別サービスの利用中止、一時停止、又は強制退会を行うことができるものとします。なお、この場合、当社は当該会員に対して何らの責任も負わず、当該会員は当社に対して損害賠償を求めることはできないものとします。

引用元: CLOOZ blog|利用規約

そのため、アンチコメントによって被害を受けた場合、クルーズブログの運営会社に問い合わせをするのも1つの方法です。

関連リンク: CLOOZ blog|お問い合わせ

酷い場合は法的措置も検討する

あまりにも過激な内容のコメントや、連日に及ぶアンチコメントには法的措置も検討しましょう。

  • 弁護士などの代理人を通じて批判の中止などを交渉する
  • 弁護士を通じてブログ運営・管理者と交渉する
  • ストーカー行為がある場合は警察を通じて禁止令などを出してもらう
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アンチ被害にあった際に知っておくべきこと

インターネットを通じたコメントは、ユーザーネームやハンドルネームなどで匿名で行われるため、現実世界よりも過激な発言が起こりやすい性質があります。

しかし、インターネット上だからといって何を言っていいわけではありません。

この項目では、インターネット上のアンチ被害で知っておくべきことについてご紹介します。

ブログコメントによる権利侵害は違法

過激な発言や悪口、誹謗中傷にあたる内容はインターネット上でも違法になる可能性があります。

  • 個人情報などプライバシーを侵害する内容
  • 具体的な誹謗中傷などブロガーの名誉を著しく毀損(きそん)する内容

これらがブログコメント欄や他掲示板などに投稿された場合、投稿の削除を依頼したり、相手を特定して損害賠償を請求したりすることで対抗できるケースがあります。

ブログコメントは匿名ではない

インターネット投稿は完全に匿名ではありません

コメント投稿を行った際のタイムスタンプ(時刻)やIPアドレスなどから、誰がどんな投稿を行ったのか調べる方法もあります。

このような投稿者の特定は『発信者情報開示請求』という手続きによって、相手の個人名や住所を調べます。発信者情報開示請求は、相手を裁判などで訴える際、書面を送るために行うこともあります。

日常生活に実害が生じたら警察・弁護士に相談

クルーズブログは、ブロガーと閲覧者の距離が近いという特徴もあります。そのため、アンチコメントの投稿から、ネットストーカーなどの深刻な被害に発展することもあります。

アンチ被害によって実害が生じたら、早い段階で警察や弁護士に相談しましょう。

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まとめ

ブログで注目されるとアンチによるトラブルも当然発生します。アンチのなかには、過激なコメントにより自身を正当化したいという欲求がある人もいるかもしれません。

アンチコメントにすべて対応する必要はないので、見過ごせる範囲は無視をして、実害が生じた場合は早急に対応しましょう。

この記事でクルーズブログのアンチコメントに関する疑問が解消されれば幸いです。

誹謗中傷弁護士・藤吉監修のブログ

この記事の監修者

弁護士法人ATB

これまで、インターネット匿名掲示板等での『誹謗中傷』に悩む企業や人の相談を 3000 件以上受け、迅速に解決してきた弁護士事務所です。 「5ちゃんねる(2ちゃんねる)」「爆サイ」「ホスラブ」「X (旧Twitter)」など、数10種類以上のWebサイト、SNS、掲示板の投稿への削除依頼、発信者情報開示請求(投稿者の特定)等に、プロフェッショナルとして幅広く柔軟に対応しています。