誹謗中傷対策マニュアル
MANUAL
公開日:2018.06.01 最終更新日:2019.09.30
爆サイ
爆サイの検索機能と活用方法を解説!
爆サイでは、個人の情報だけではなく法人の情報も多く掲載されており、嫌がらせの投稿が行われることもあります。
いったん誹謗中傷の投稿が行われると、その内容が拡散して被害が広がるので、早めに見つけて対処することが必要です。
今回は、違法な記事を早めに見つけるのに役立つ爆サイの検索機能とその活用方法を解説します。
爆サイの検索機能
爆サイのような匿名掲示板サイトは、上手に利用すると情報収集に便利ですが、一方で嫌がらせや名誉毀損、業務妨害などの書き込みが行われることもあります。
匿名掲示板での書き込みは、『特定班』と呼ばれるユーザーによってプライバシー侵害にあったり、情報の拡散が行われたりすることで被害が拡大するケースもあります。
このような被害を防ぐためには、爆サイの機能を活用して、自分の情報が勝手に書き込まれていないか、確認することも有効な方法の1つです。
この項目では、爆サイの利用方法や検索機能についてご紹介します。
地域を選択してスレッドを調べる
検索機能を使いたい場合、まずは爆サイのサイトを開き、どこかの地域を選択します。すると、左側に『全体の検索』というフォームが出てくるので、ここに検索したいワードを入力すると、そのワードが含まれているスレッド一覧が表示されます。
そこで、気になるスレッドを選んで見ると、該当のワードが含まれているので、スレッドのどこかに表示されます。
キーワードで検索する
爆サイで誹謗中傷が行われていないかどうかチェックするには、まずは自分の氏名や自社の名称を入力してみましょう。出てこない場合には、ニックネームや企業名、ハンドルネームや隠語など、心当たりのあるキーワードを入力します。
該当がある場合、検索結果に表示されるのでそれぞれ確認して、嫌がらせや誹謗中傷などの問題のある書き込みがないかどうかを調べたら、自分の誹謗中傷が行われていないかどうかがわかります。
検索で見つかった書き込みの対処方法
爆サイの検索機能を使って自分や自社の情報が見つかった場合の活用方法をご説明します。
投稿内容にもんだいがなければ特に対応する必要はありませんが、名誉毀損や侮辱にあたる投稿は早急に対応しないと拡散などの二次被害も考えられます。
この項目では、爆サイでの投稿の対処方法についてご紹介します。
対処すべき投稿の見分け方
対処すべき投稿かどうかのポイントは、投稿によって不利益が発生するかどうかです。
- 「〇〇は不倫している」
- 「〇〇は犯罪前科がある」
- 「あの企業はブラックで倒産寸前だから利用するな」
- 「その会社の〇〇という商品は不良品」
上記のような投稿は、名誉毀損やプライバシー侵害となる可能性があるため対処したほうが良いでしょう。
問題のある投稿は削除依頼
書き込みに問題がある場合は、爆サイ.comあてに記事の削除依頼を出します。このとき、同時にログ情報の照会を求めることができます。
通報を受けた爆サイが、書き込み内容をチェックして、問題があると判断した場合には書き込みが削除され、ログ情報が開示されます。
ただ、爆サイが任意に消去に応じないことも多いですし、ログ情報が開示されないこともあります。
対応してもらえない場合は弁護士に相談
そのような場合には、弁護士に依頼して「仮処分」という法的な方法を用いることにより、爆サイ運営者に対して記事の削除命令と、発信者情報開示命令を出してもらう必要があります。
ログ情報が開示されたら、そこから判明する投稿者のプロバイダをたどって、不法な書き込みをした投稿者を特定することも可能です。
まとめ
このように、爆サイの検索機能を使うと、自分についての情報が知らない間に拡散することを未然に防ぐことができるので、是非とも活用してみてください。

弁護士法人ATB
これまで、インターネット匿名掲示板等での『誹謗中傷』に悩む企業や人の相談を 1500 件以上受け、迅速に解決してきた弁護士事務所です。
「5ちゃんねる(2ちゃんねる)」「爆サイ」「ホスラブ」「Twitter」など、数10種類以上のWebサイト、SNS、掲示板の投稿への削除依頼、発信者情報開示請求(投稿者の特定)等に、プロフェッショナルとして幅広く柔軟に対応しています。