誹謗中傷対策マニュアル
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2018.06.01

爆サイなど匿名掲示板

爆サイで名誉毀損被害に遭った場合の対処方法を解説!

爆サイは、日本で大変利用者数の多いインターネットコミュニティサイトですが、個人法人を問わず、誹謗中傷内容が投稿されることが多いです。

名誉毀損的な書き込みが行われることも多く、放っておくと被害が拡散してしまいます。

そこで今回は、爆サイで名誉毀損被害に遭った場合の対処方法を解説します。

爆サイで起こる名誉毀損とは

爆サイで起こる名誉毀損とは、どういったものなのでしょうか?

名誉毀損とは、公然と事実を摘示することにより、他者の社会的評価を低下させることです。

まず、爆サイのようなインターネットコミュニティサイトは、不特定多数が閲覧するので、「公然と」の要件を満たします。また、投稿者にとって自分は「他者」ですし、何らかの「事実を示す」ことによって「社会的評価を低下させる」ような書き込みが行われたら、名誉毀損が成立します。

たとえば、「あの企業はサービス残業が横行している」「あの企業の担当者は無能。対応が最悪だった」「あのレストランの料理はマズすぎて動物も食べられない」「ネズミやゴキブリが走っていた」などの投稿が行われた場合、名誉毀損が成立する可能性があります。

なお、名誉毀損の被害を受けた場合、それが虚偽の内容であれば、業務妨害罪も成立する可能性もあります。

もちろん、個人に対しても名誉毀損は成立します。たとえば、「〇〇は私生児だ」「〇〇は次々に男を変えて不倫している」などと書かれたら、対象者に対する名誉毀損となります。

投稿を削除してもらう

爆サイで名誉毀損が行われた場合、まずは問題となる書き込みを削除してもらうことが必要です。

この場合、まずは爆サイのサイト管理者に対し、削除依頼フォームを使って削除依頼を出します。このとき、削除依頼をする理由としては「名誉毀損が行われている」と書き、具体的にその内容を説明する必要があります。

爆サイに対する任意の依頼では削除に対応してもらえない場合には、裁判所に仮処分を申し立てることによって爆サイに削除命令を出してもらう必要があります。

仮処分は法的な手続きなので、弁護士に依頼しないとスムーズにすすめることが難しいです。

投稿者を特定して損害賠償請求をする

爆サイで名誉毀損が行われた場合、記事を削除しただけでは問題は解決しません。

個人なら精神的損害が発生しますし、法人なら売上げ低下などの経済的損失が発生する可能性があります。

そこで、これらの損害賠償請求を行うことができますが、そのためには投稿者を特定することが必要です。

そのためには、まずは爆サイに投稿者の使用プロバイダや携帯のキャリアを開示させる必要があり、それが開示されたら、さらにプロバイダや携帯キャリアに対して投稿者の情報を開示させるための訴訟(発信者情報開示請求訴訟)を起こさなければなりません。

これによって発信者(投稿者)の氏名や住所、メールアドレスなどが開示されるので、その内容を元にして、投稿者に対して損害賠償請求を行います。

相手が任意で賠償金を支払ってくれない場合には、損害賠償請求訴訟が必要になるケースもあります。

さらに、投稿者を特定できたら、名誉毀損罪(刑法230条)にもとづいて、刑事告訴をすることも可能です。

このように、爆サイで名誉毀損の被害に遭ったら、法的にとりうる手続きがたくさんあるので、放置しておくべきではありません。

自分で適切な対処方法がわからない場合には、ネット問題に強い弁護士に相談することをおすすめします。当事務所でも、積極的にネット上の名誉毀損問題に取り組んでいるので、困ったときには是非ともご相談ください。

弁護士法人ATB
これまで、ネット上の誹謗中傷の相談を1000件以上受け、数十種類のサイトの記事の削除や特定を行ってきた弁護士事務所。
さまざまなサイトの対応を行うプロフェッショナル集団。